
誰しも、他の人に期待してしまうときがある。
アラジンがお姫様を魔法の絨毯に乗せて、新しい世界を見せに行くみたいに
ふいに誰かがやって来て、
どこか気が晴れるところへ、もっと力を発揮できるところへ、幸せになれるところへ
連れて行ってくれたら全てが解決するかのような
そんな気持ちにかられるときもある。
いつかチャンスが向こうからやってきて、自分にスポットライトを当ててくれるのを
心のどこかでまだかなと待ってしまうようなときもある。
でも、何かが起こってくれるのをただ待つほど不確かなものはないし、
不確かなものほど、期待してがっかりするものもない。
どこかに連れて行ってくれるのは、
自分だけ。
それは、他の人はあてにならないという話ではなくて
むしろ他の人が「できるよ!」「やりなよ!」
と全力で後押ししてくれたとしても
そこで自分が勇気をだして、実際に動くことができなければ
結局どこにも行けないままだということ。
どこかへ行きたいなら、自分が動いて、自分を連れて行かなくちゃ。
自分を行きたいところへ連れて行くことができるのは、きっと自分だけ。
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