
たとえば、古くからある伝統技術を受け継ぐ人が減っていると聞いたときや
世界に大きく素敵な影響を与えた人が亡くなったとき
それ自体がぽつんと寂しい気持ちにさせる
そしてそれと同時に、世界から良いものが減っていってしまう気がしてなんとなく心細くなる
でも、新しい何かも必ず生まれ続けているはずで、そういうものを生み出している人、これから生み出していく人ってどんな人なんだろうとふと思った
それはきっと、好きなことや自分の信じることをまっすぐに磨き続ける人たち
好きなことがある人は、他の人にそれが好かれるかどうかはあまり気にしないで、好きなことを磨き続けてほしいなあ
何にも知らないわたしが言うのもなんだけど、素敵なものはそういうところから生まれる気がするから
きっとそうやって作った何かは、そうでないものと全く違う輝きを持つだろうし
もしかしたらいつか、人を惹きつけ感動させるものにもなるかもしれない
好きなものを大切にするって、
「それを理由に嫌な何かから逃げている」
というようなイメージを持つ人も世の中にはいるだろうし、実際そうやって暮らしている人もいるだろう
でもそういう人は、よーく見たら見抜けてしまうものだ
本気でやっている人とは全然違うから
本当に心から好きなものがあるなら、
それをどんどん磨き続けて欲しい
そうやって生きる人は、それだけで光だと思うから
光の大きさには色々あるかもしれない
すごく遠くまで届いて多くの人に勇気を与えるものも
隣の誰かの心を暖かく照らすだけの小さなものも
どちらも、光であることに変わりはないから
わたしもわたしで、好きなものは大事にしていこう
すぐそばにいる人にしか見えなくても
せっかくここにいるのだから、
光であれたらいいな
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