
周りに人が沢山いるのが当たり前だった、学生の頃なんかは
できるだけ多くの人に会って仲良く過ごすことが、充実した生活なんだと思っていました。
頻繁に会える人が限られていくことは、
ただ毎日が寂しくなっていくことだと。
やっぱり社会に出て働き始めると、時間と共に日々の過ごし方は変わってくるし、会う人も、会う頻度も少しずつ変わってくる。
それでもなぜか不思議と「合う」人同士はお互いに引き合うようになってるのかなと思います。
この人は自分にとって大切だなあと思える人とは、まるで切れない何かがあるみたいに
たとえ もっと時間に余裕があったときや近くにいたときのようには
頻繁に会わなくなっても、それでも消えていかない関係でいられる。
そしてまた時間をおいて会えたときにはやっぱり、やっぱりこの人のことは大好きだなあ と確認できるような。
そしてそんな関係になれそうな人には、決して数は多くはないかもしれないけど、ちゃんとどこかで会えるようになっている。のかなあと思います。
会う人がだんだん限られてきたり
会える回数が減ったりしても
それでも大人になってからも時間を作って会う人や、
どうしてるかな、元気でいてね とふと考える人って、
やっぱり大好きだから。
そしてたまに、出会って何年もたってから
あるときなぜか、それまでよりもぐっと距離が近くなる人もいる。
本当に不思議でその理由はよく分からないけれど、
この人のことはもうだいたい知っているだろうと思っていても実は知らなかっただけかもしれない。
その人がこれまでと違う一面を自分に見せるようになったからかもしれない。
相手や自分が求めるものが時間とともに変わっていくなかで、突然近いところに辿りついたのかもしれない。
大人になって 忙しくなってからも お互いに時間を作って会える人や
遠く離れても心の何処かにいてくれる人というのは、
以前から好きだった人だけじゃなくて、なんかこう不思議なきっかけやタイミングで以前よりも好きになった人 のこともある。
出会いというのは本当に不思議で、その瞬間には気付いていなかったことが隠れていたり、思いもよらなかったことがどんどん起こっていったりする。
自分には分からないところで、何かが引き寄せてくれるのかもしれない。ついそう思ってしまうことが、何気ない日常のなかでも度々起こっている。
そのときそのとき、隣にいる人を大事に。今一緒にいる人と過ごす時間を大切に。
家族も、友達も、恋人も、
限られた時間のなかでもっともっとたくさん一緒に時間を過ごすべき人がいるなか
なかなかそういう人こそ一緒にいられないもので
そんなんで本当にいいのかなって思ったり
だからこそ余計に会っている時間が大事になるのかなって思ったり
でももっと一緒にいたいなと思ったり
しています。