なにかと気になる年齢のこと

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昨日はライブを観に行ってきました。
(残念ながら、写真はないけど…)

そしてせっかくだけど、演奏とは全然関係ない話をします。

昨日行ったライブは出演者さんが全員20代、中には平均年齢が20歳(!)なんていうバンドさんもあって、全体的にとってもフレッシュでした。

その平均年齢が20歳というバンドさんのライブを見ていて、なんだか音だけじゃない何かにぐーっと引き込まれるような感覚になりました。

みんなが笑顔で、それも、観客に見せるための笑顔というよりは、純粋に内側から浮かんできているような笑顔で。
なんだかとっても楽しそうで、そんな明るいパワーがステージからまっすぐに飛んでくるようで。
演奏はもちろんかっこよかったけど、なんだかそれとはまた別の、不思議な引力を感じました。

彼らに限らず、最近思うこと。
自分より若い人に会ったら、初対面で年齢を聞かなくても、たとえ見た目が大人びていても、なんとなく若いなって分かるんです。
服装が、肌つやが、とかではなくて
なんかこう、内側から出ているエネルギーみたいなものがあるから。
キラキラ というよりは、なんか ぴかぴかしたものが。

そしてその姿を見ているとなんだかこっちまで嬉しくなって、元気を貰える気がする。

電車やバスに乗っているときや 何かの順番待ちで並んでいるときなんかに、
知らないおばあちゃんやおじいちゃんと世間話をすることがたまにあって
そういうときによく
「若い人と話すと元気出るわあ」
と言ってくれることがあるけど、
早くもその気持ちが ちょっと分かった気がします。たしかに、元気出る。

それと同時にわたしは決して「若くていいな〜」とだけ言いたいのではなくて。
(そりゃ、良いに決まっているけど!)

昨日はそんな若々しい中でも20代後半の、わたしと年の近い出演者さんもいたのですが、
20代後半って、やっぱり話し方や立ち振る舞いは、この年齢ならではのものがあるような気がしました。
もう大人なんだけど、まだ大人としては新しくって。だからわりと上手に子供と大人を使い分けられる時期のような。
(だからこそ迷ったり色々考えたりする時期でもあるかもしれないですが、それはまた別の話。)
そもそも自分と近いからっていうのもあるんだろうけど、わたしはなんとなく、でもとっても落ち着くなあと思いました。
アラサーとか言って自分を卑下しがちな年齢だけど、このときだからこその魅力みたいなものも、実はあるんだろうなと思います。

そして、ちょうど同じタイミングで、年齢についての考えがすこし改められるツイートを見かけました。

イギリスのWebマガジン編集長Angelica Malinが彼女の92歳の祖母についてツイートしていて、これがとっても素敵で。

わりと派手で賑やかで若者で溢れかえるNotting Hill Carnivalというお祭りに飛び込んで、雨の中知らない人たちと踊っていた様子。

上のツイートが反響を呼んだので、「みんなに若くて綺麗って褒められてどう?」とコメントを求められている様子。

彼女が92歳という実年齢を感じさせないくらい若々しく綺麗なことにびっくりした人たちがたくさんコメントしていて、一躍ちょっとした人気者になっているみたいです。

でも、わたしが若々しい見た目よりも素敵に感じたのは、
彼女の言葉や話し方、世代の違う知らない人たちとでも踊って楽しめるその行動力、そしてとっても明るい笑顔。

その全てが、彼女の積み重ねてきた年月の中で変化しながらじっくりと培われてきたものなんだろうなと。

そして、彼女が楽しんでいる姿を見てこちらがこんなにも暖かい気持ちになるのも、彼女がその年齢であるからこそで。その場にいるのが当たり前な年齢だったら 彼女は話題にならなかったかもしれないし、こうやって多くの人を笑顔にしてはいなかったかもしれない。

長い時間をかけて積み重ねてきたものがあるからこそ発せられる、優しくてなんとなく幸せそうな、柔らかい雰囲気。
これもまた、多くの人を癒して笑顔にして、元気付けるんだろうなと思います。

人を元気づけるのは、若い人たちだけじゃないんだなあと。

“Age is just a number. ”
年齢はただの数字にすぎない。

“You are as old as you feel. ”
あなたの年齢はあなたの気持ち次第。

歳を重ねることについてポジティブな言葉は沢山あるし、大好きです。
でもなんとなく、
あくまで若いことを良しとした上で、
「実年齢を重ねてもなお 若々しい気持ち、行動、見た目でいようよ!(いられるよ!)」
というものが多いような気がするし、
自分もついそういう方向に捉えがち。

だけど、きっと重ねた時間そのものに、他には変えられない価値があって
月日を重ねたからこそあなたの中で確実に育ってきた何かがあって
その瞬間、その瞬間が、きっとその人が一番素敵な姿になれるとき
なんじゃないだろうかと思いました。

たとえば、「短い時間で何かをやり遂げる」ことを目指すとき、
そこでは時間をかけることは邪魔だったり、不要だったりするかもしれない。
それに、とにかく若いうちに色んなことを身に付けたいと思うものだし、そのためにはやっぱり時間をかけたくない。早くしたい。

でも、目に見えないものは、

その人の纏う雰囲気や、頭の中で考えること、価値観、言葉や行動になって現れる目に見えない「何か」は、

やっぱり時間とともにゆっくり移り変わり、そのなかで作られていく。育っていく。それにとっては、時間をかけることそのものが必要なんだ。たぶん。

だから年を重ねることは、そうやって見えない何かを育てていくために、大切なことなはず。

20代後半って、ついつい30歳という節目がチラついて、世間的にもその境目を必要以上に取り沙汰しているところがあるから、
「いつまでにあれをして、いつまでにこれを済ませて…」と焦りがちなタイミングなんじゃないでしょうか。

でも、それって本当に必要な焦りなのか?

目標に期限を設けてそれに向かって頑張ること自体は立派なこと。だけど、焦りにとらわれるあまり必要以上のストレスを感じたり、「今」に集中できなくなったり、自分の本音に反した決断や選択をしてしまうくらいなら、
焦るのをやめたっていいはず。

だって、そのときそのときが
その人が一番素敵な姿であるはずだから。一番素敵になれるはずの瞬間に、何かに気を揉んでいるのはもったいない。

…と、自分に言い聞かせようと思います。

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