ストレスと目標、
両方と上手に付き合うコツ

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ストレスを感じると、皆さんはどんな風になりますか?どんな行動をするでしょうか。

私の場合、ストレスを感じると、無意識のうちにかえって自分を傷付けるような行動をしてしまいます。

どういうことかというと、自分のためにならない行為をついしてしまう。自分が本当に求めているものから自分を遠ざけるようなことを、ついやってしまうんです。

少し大げさに聞こえてしまったかもしれませんが、具体的には割と小さなことです。

例えば、本当は「健康でいたい」「痩せてあの服が着たい」「明日は有意義な一日を過ごしたい」と思っているのに、ジャンクフードに手が伸びる、つい食べすぎてしまう、夜更かししてしまう、とか。そういうことです。

そしてそういったことをした後は、決まって自分のことを責めてしまう。「なんでこんなことしたんだろう」「どうして私はこんなに意志が弱いんだろう」「なんて情けないんだろう」そうやって自分を責めてしまう。

ストレスを感じる状況では、ストレスから解放されることを最優先に考えるあまり、その先のことが考えられなくなりがちです。その行動を取ることで自分はどうなるか、どんな結果が待っているのか、それが自分にどんな影響を及ぼすのか、といったことまでは、考えられなくなるのです。

そうなってしまうと、決意したはずの目標や、「本当はこうなりたい」と思う姿に近づくための行動とは、相反することをしてしまうのです。

ストレスを感じたら、「目標なんてこと言わずに、とにかくストレス発散しなければ」「とにかく自分を甘やかさなければ」という心の声が聞こえてきます。でもそういった声に従うことで、自分の「なりたい姿」や「本当に幸せな状態」からは、どんどん遠ざかってしまいます。

ストレスと目標は両立できないのでしょうか?

私は、両方と同時に上手く付き合っていくことはできると思います。

ストレスを感じた時、「ストレスを感じているな」と最初に気づくパターンもありますが、私の場合、「自分のためにならない行動をしたくなる」衝動が先にきて、そのことに気付いた時、「ああ、ストレスを感じているんだな」と思うことも多いです。

例えば、たいしてお腹が空いてもいないのにお菓子に手が伸びそうになったとき。そんなに食べたいものでもないのに、なんとなく食べようとしてしまうとき。

なぜそんなことをするのか?
それは今自分が感じているストレスから解放されたいと思っていて、その行動をすることで、一時的にホッとすることができると思っているから。

でもそこでその行動を取っても、良い結果にならないことは目に見えています。だって「ああなんで食べちゃったんだろう」と思い、「なんて意志が弱いんだろう」「ダメだ」と悲しくなってしまうことは、容易に想像がつくから。

そうでなくて、まず「ああ、手を伸ばしてしまうのは、ストレスを感じているからなんだな」と認識してあげること。

そして「ストレスの正体は何だろう?」と考えてみること。

「退屈している?」「悲しいことがあった?」「心配事がある?」「何かに怒ってる?」

そうして自分が今感じているストレスの正体を見つけたら、それを緩和できるもっと良い方法を探すんです。

例えば「あの人が思った通りに行動してくれなかった」と悲しんでいるとしましょう。そんな時、クッキーを食べたら不安は解消されるでしょうか?食べている瞬間だけは確かにちょっと幸せになれるかもしれないけれど、お皿が空っぽになったらまた不安が襲ってきます。

そうではなくて、その人に、自分が本当に思っていることを頑張って伝えてみたら?もしかしたら、伝わるかもしれない。もしそれでも伝わらなくて、望んだ通りの結果にならなかったとしても、「クッキーに頼るんじゃなくて、きちんと向き合おうとしたぞ」と自分の努力は認めてあげられるはずです。

他にも後で後悔しないストレス発散方法としておすすめなのは、「何かを作る」ことです。別にたいそれたことはしなくていいので、例えば日記をつける、文章を書く、絵を描く、ご飯を作る、写真を撮る、何か勉強してみる、掃除をする、歌って踊る、何でもいいです。

私の場合はとにかく書き出します。きれいな文章じゃなくたって、箇条書きでもいいし、図にしてもいい。言葉に起こしているうちに、頭の中が整理されて、ブログのヒントになってくれることもあります。

例えば、「今の自分には手の打ちようがないことが原因で、もどかしい」と思っているとしましょう。この時、すぐにストレスの原因を根本的に解決することは難しいかもしれません。

でもここで「もうヤケだ、好きなだけ夜更かしをするぞ」と思ってしまったら、「健康でいるためにきちんと睡眠をとろう」と思っていた自分の目標から、自分を遠ざけてしまいます。そうすると翌日きっと、「何でこんなことしてしまったんだろう」と、ただでさえ暗い気持ちだった自分をさらに責めてしまうことになりそうです。

だったらそれ以外の方法で、気を紛らわす工夫をしてみませんか。体を動かすとか、好きな音楽を聴くだとか、友達に電話をしてみるでもいい。これらの方法を取れば、やった後に「気が紛れる」ことに加えて、「いつものダメな選択じゃなくて、少しでも自分のためになる選択ができた。自分えらい」と思える。これで、良い気持ちになれる理由が少なくとも二つはできました。

人間だから、そりゃあたまに自分を甘やかすことも必要です。どんなに頑張って意識しても、自分のためにならない選択をしてしまうときだって絶対にあります。それは、それでいい。

そんなとき大事なのは、自分を責めすぎないこと。「まあそんなときもあるけど、今日は頑張ろう」と思って早めに切り替えて、気持ちを新たにした方がきっと効果的です。

数年前まで私は本当にストレスとの付き合い方が下手だったのですが、最近ようやくコツがつかめてきたように思います。とは言っても、たまに失敗していますが。(友達はよく知っていると思う)

最後に、この言葉を紹介したいと思います。

ひとりの人間のなかには、目先の快楽に走ろうとする自己と、もっと大事な目標を忘れない自己が存在します。(中略)

ストレスや恐怖を感じたり、理性を失ったりするのも人間らしいことなら、ぐっと踏みとどまって冷静さを保ったり、よく考えて選択したりするのも、同じくらい人間らしいことです。(中略)

しっかりと自分をコントロールできる人は、自分と戦ったりはしません。自分のなかでせめぎ合うさまざまな自己の存在を受け入れ、うまく折り合いをつけているのです。

ケリー・マクゴニガル 『スタンフォードの自分を変える教室』(2012年 大和書房)

ここに今日私が書いたことは、このケリー・マクゴニガル氏の著書『スタンフォード の自分を変える教室』を読んだ後、色々と試行錯誤して辿り着いたものです。もっと詳しく知りたい方は、是非読んでみてください。自分の心の動きと行動について丁寧に紐解いて解説してくれて、どうしたらいつもできるだけハッピーでいられるのか、そしてなりたい自分に近づけるのか、優しく教えてくれます。

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