親しき仲にも「余白」あり – 分かり合えないかもと思ったときに

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突然ですが、全てを分かり合える人なんてきっといない。いないと思います。

今日は、そんな中でどうしたら出来るだけハッピーでいられるか?という話をします。

最近本当にありがたいことに色々な人とお話する機会があるのですが

同じ物事を見ているようでも、実はひとりひとり違う見方をしていて、その結果全く違うことを考えているものなんだなと気付きます。

どんなに親しい間柄でも、立場の近そうな人たちでも。意外とみんな全く違うことを考えている。

その理由はきっと、人はみんなそれぞれ違う経験をしていて、持っている知識も違うから。そして、好みっていうものもあるから。

「人はみんなそれぞれ自分の見たい世界を見ている」という言い方をする人もいます。

一人一人が自分の見たいように物事を解釈しているんだと。

違う人間である限り、何もかもが一致しているなんて到底ありえない、

だから全てを分かり合えて共感し合える人なんて、きっといない。

でもそれは何も悪いことではなくて、

ただ、きっとそういうものなんだと思うのです。

つい、全部を分かってくれる人を探したくなります。何でも分かってくれて、何でも共感できちゃうような人を。

でも、「一緒」「似てる」「意見の食い違いがない」…そんな人としかやっていけないのだと決めつけてしまうと、自分がどんどん疲れてくる。

だってそんな人、突き詰めたら絶対に見つからないのだから。全てが一致することを期待して、そうではないことにがっかりして。それを繰り返すと誰だって落ち込むし、次第に疲れてきてしまいます。

だからもう人との違いは仕方ないものとして、それならそれでどうやったら上手くやっていけるのか?を考えてみてはどうでしょう。

「そういうとこはちょっと分かんないけど、でも君のこと好きだよ」

というくらいの気持ちって、すごく大事だと思うんです。

大事というか、それさえ思えたらもう人間関係としては十分なんだろうなあと。

「そういうとこだけはちょっと相容れないけどね」

くらいの余白はどんな人間関係にもあっていいと思うし、もっと言えば必要なんじゃないかなって。

そう思うようになった理由は、「みんなそれぞれ違うから仕方ない」以外に、もう一つあります。

人って、時間や経験とともに、

どんどん変わっていくものだから。

付き合いが長くなってくると、久しぶりに会って話したときに、この人はどうやら色々経験して考え方が変わったんだなと気付くことがあります。

過去に言っていたことと全然違うことを言うようになることって、意外とあるものです。価値観は変わっていくから。

その結果、前よりも共感できるようになる人もいれば、

前より話が合わなくなったなという人もいるでしょう。

それは自分も同じこと。知ってか知らずか、わたしたちは日々の出来事の影響を受けて、常に変わり続けている。

何も人から「変わったね!」と驚かれるような変化でなくとも、自分をよく振り返ってみると、「去年の今頃から全く何も変わっていない」なんてことはないと思うんです。

考え方が変わった、好きなものが変わった、よく一緒に時間を過ごす人が変わった、とかそういうの。

そうやってわたしたちは劇的にでも、少しずつでも、とにかく変わり続けている。

そうやってお互い変化しながらくるくると回り続けているうちに、いつか噛み合うときがくるし、噛み合わなくなる時もくる。

噛み合わなくなったと思っていても、しばらく経つとまた噛み合うときがくることだってある。

だから全てに共感できないからといって、ちょっと理解できないところがあるからといって、その人をまるごと否定してしまうのは、とてももったいないことだと思うんです。

あなたを傷付けたり、嫌な思いをさせられたりした相手のことも受け入れろと言っている訳ではありません。(むしろそういう相手に対するアンテナは、できるだけ早くスイッチオフしてしまうべき。)

でもそうでない人については、「この人は今はこうなんだな、まあしばらくそっとしておこう」くらいにさらっと置いておけばいい。

余白を持っているうちに、それぞれが変わった結果、いつかどこかでお互いを支え合える良き仲間(になり得る可能性を秘めた)存在に変わるかもしれないから。

仲良くなりたい人との間に「合わないな」「ちょっと分からないかも」と思うことを見つけたとき、あんまり真剣に残念がらないことも一つの手かもしれません。

全てが一緒、何もかも共感できる、なんて無理。無理です。「これについては同意見だ」と思っていたって、本当に同じことを考えているかすらよく分からないのだし。

それに、同じことが良いわけでもなければ、違うことが悪いわけでもない。違うからこそ面白かったり、感動できたり、新しい発見があったり、成長できたりするのだから。

多少違いがあっても、「まあでも結局君のこと好きだよ」と言える関係性。

親しき仲にも余白を持たせてみる。

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