しあわせな消費のバランス

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自分も以前から同じようなことを考えていたとしても
信頼できるほかの誰かがそれを改めて言葉にしてくれることで
もっと素直に納得できて、より腑に落ちることがあります。

そんな信頼できる「ほかの誰か」は
身近な人はもちろんだけど
インターネット上にも沢山いて、これまでのわたしの道しるべになってくれたので
「もし、わたしの言葉で誰かがすっきりすることがあったらいいな」
なんて気持ちもほんの微かに込めながら、
ここに文章を書いています。

最近、私自身も同じように考えていたはずなのに つい忘れそうになっていた「あること」を
他の誰かが言葉にしているのを聞いて、妙に納得できたことがあったので
今日はそれについて紹介したいと思います。


わたしが大好きなYouTubeチャンネルのうちのひとつ、『Pick Up Limes』。

オランダに住むカナダ人のSadiaが、栄養士として働いていた経験を生かし、心身ともに健康でいるためのライフスタイルを提案しているチャンネルです。

彼女の作る動画の内容はいつも本当によく考えられていて、充実していて、学びや気付き、問題提起など、見た人の心に必ず何かを残してくれるところが、わたしは大好きです。

この動画のテーマは ある「バランス」について。

例えば、SNSで誰かの素敵な日常を見かけたとき、活躍して輝いている人に出会ったとき、
「皆んながあんなこともこんなこともやっている中、自分はなんにもやっていない…できていない…」
なんていう風に思ってしまうこと、たまにありますよね。

自分だって何もやってないわけじゃないのに、むしろ色んなことを頑張っているはずなのに、なぜか焦ってしまうことがあります。勇気づけられるはずの状況で、なぜか暗い気持ちになってしまう。

その原因として考えられること。それは、
「消費することと生み出すことのバランスが崩れているから。」
と彼女は言います。

わたしたちが消費する対象は、食べる物や買う物だけじゃなくて、情報もそのうちのひとつ。
テレビを見たり調べ物をしたり、本を読んだりSNSを見たりブログを読んだり。
これらすべて、消費活動 と言えます。

消費って、色んな人が色んな考えを持っているテーマなので、中にはなんとなく悪いイメージを持っていたり、消費すること自体に罪悪感を感じる人もいるかもしれません。
それでも、人にとって消費することはあくまで普通なこと。日常生活において消費はなかなか切り離せないものです。

彼女が言うには、「消費すること」よりも「生み出すこと」の比率が大きい状態こそが、最も良いバランスなのだそう。生み出すことをせずに消費することの比率が大きくなればなるほど、自分を人と比べてしまい、泥沼にはまりやすくなると彼女は言います。

ここでいう「生み出すこと」とは、彼女のように人気の動画を作る!なんて大きなことでなくていいんです。写真やデザイン、絵を描くことはもちろんですが、もっと身近なものだと 料理をする、文章を書く、植物を育てることも、「生み出すこと」。

そして、(Sadiaのこういう視点が私は大好きなのですが、) 自分のキャリアを形成すること、大切な人と良い関係を築くこと、コミュニティのために何か協力すること、これらも「生み出すこと」なんだそうです。クリエイティブな仕事をしている人に限らず、誰だって明日から、今すぐにでも始められることが 沢山あります。


「それでもやっぱり『生み出すこと』ってなんだかピンと来ない。」と思いながら、明日も延々とInstagramやTwitterをスクロールしている私が少し目に浮かびます。じゃあ、情報を消費すること自体にも何か工夫できることはないかな、とSadiaの言葉を手掛かりに 少し考えてみました。

「自分が何かを生み出すためのヒントにするつもりで、情報を消費する。」

これが、今の私が一旦たどり着いた結論です。

最近、私が何かに強く感動するときや共感するときって、それをやっている人や作り上げてきた人の気持ちや努力を想像したときなんです。その裏にどんな強い思いがあったんだろうとか、どれだけの時間や労力を費やしてきたんだろうとか、そんなことまで勝手に想像して、なんだか一層惹かれてしまう。こういう瞬間って、前向きな気持ちになっていることがほとんどだと思うんです。

だから、何か素敵なものを見るとき、かっこいい人に出会ったとき、「どうやってやったんだろう」「何を考えているんだろう」と考えてみる。情報に触れる際、そんな風に少し視点を変えるだけで、なんだかわくわくするものになる気がします。
そしてもう一歩踏み込む勇気があれば、そこからコミュニケーションも生まれていく。あなたのしていることがとても好きだけど、それはどうやってやっているの?自分もやろうとしているけど、こんな風に上手くいかなくて、どうしたらいいかな?と、聞いてみるのもいいかもしれません。もしかしたら、そこから始まる何かがあるかもしれない。

そして聞かれた相手にとっても、さらに何かを生み出すための励ましになるかもしれない。わたしだったら、何かを褒めて貰えたらそれだけでもちろん嬉しいけれど、「どうやってやってるの?」と具体的な質問をしてもらえると、「本当に良いと思ってくれているんだなあ」とより実感できる気がするから。
(中には手の内を明かしたくない人も、いるかもしれませんが…)

消費すること。特に、情報を消費することにおいて。いつでも好きなだけあらゆる情報にアクセスできる今、私たちが何らかの情報に触れている時間は、とても長いと思います。そんな時間を、明るくて前向きで、建設的なものにしたい。そう思うから、Sadiaが教えてくれたバランスと、それをきっかけに思い付いた「生み出すために消費すること」を、意識してみたいです。

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